挫・人間1st Album苺苺苺苺苺

アグレッシブかつ変態的な爆発力のあるサウンド、そして断末魔の叫びかの如くハイトーンでシャウトするボーカル。歌詞は内向的かつ妄想度500%ながら現代社会を反映し、自分を曝け出したシュールなリアリティを持つ。狂った時代を撃つ衝撃のNEW COMERの登場。典型的な中二病患者の平均年齢21歳の若者達が放つインドア派の意地と根性が存分に発揮された初の全国流通音源のリリース！

2008年、当時究極のインドア派であったボーカルの下川を中心に「全人類への復讐」をテーマに熊本で結成される。翌年「閃光ライオット2009」に参加し、グランプリは逃すが、「夏未エレナ賞」を受賞する。2010年4月に上京し、ベースのアベが加入し、東京を拠点に活動を開始する。東京ライヴハウスシーンを縦横無人に荒しまわり、自主制作CDは既にSOLD OUT。今回満を持しての初の全国流通作品は全11曲のフルアルバムとしてのリリースとなる。1曲目から爆発力500%！親の仇かの如き強烈かつ憎しみのこもったイントロ！まくしたてるような下川のボーカルは日々の恨みつらみをぶちまけ、最終的には「俺は最強」とまくしたてる支離滅裂さ！根拠のない説得力に唸らされる。タイトルは「人類」という随分大上段に構えたネーミングであるが、何だか知らないが物凄いエネルギーを感じさせてくれる名曲！M-2「タマミちゃん」もぶっ飛び度500%！硬質かつタイトなリズム隊の上をシュールな歌詞をトーキングスタイルでぶちまける。M-3「キス！キス！キス！」は打って変わってグッドメロディのラヴソング、M-4「何故だ!!!」は挫・人間ならではのハイテンションかつ破壊的攻撃ソング。とにかく痛快すぎる攻撃性と変態性が炸裂してます。M-6「ちんちん大臣」の何ともシュールすぎる楽曲構成と歌詞も痛快、そしてM-7「ピカデリーナ受精」、この曲は凄い。ひたすらグルーブしまくるサウンド、そして下川の変態的ボーカルが大爆発！中間部のトーキングスタイルは圧巻の一言！正にぶちまけるという表現が適切な怒りの語りであります。遂にその全貌を表した、強烈なバンド、挫・人間の衝撃の1stアルバムです。