毛皮のマリーズ

  • 「Gloomy												」

2019/8/14 (wed) release

3rd Album(LPレコード)

Gloomy

    • ANALOG

    JRSP-009

    定価¥3,520(税抜定価¥3,200)

<収録曲>
【SIDE A】
01. チャーチにて
02. 人間不信
03. 愛する or die(Raw Ver.)
04. Honey Apple
05. ザ・フール
06. 人生II

【SIDE B】
07. God Only Heavy Metal
08. 超観念生命体私
09. 小鳥と私
10. 恋をこえろ
11. 平和
12. The Heart Of Dixie
13. 悪魔も憐れむ歌

press release

毛皮のマリーズの3rd Album『Gloomy』の発売10周年を記念したアナログ盤が、1000枚限定プレスで志磨遼平(現ドレスコーズ)の主宰するイエスレコードから8月14日(水)にリリースされる。

今作は、1st Album『戦争をしよう』(2016年)、2nd Album『マイ・ネーム・イズ・ロマンス』(2017年)1st EP『Faust E.P.』(2018年)、昨年12月の1st Single『ビューティフル/愛する or die』に続く《発売10周年記念アナログ盤》シリーズの第5弾で、サイケデリックなマーブル模様のカラー・ヴァイナル仕様。
『Gloomy』はインディーズ時代最後の作品として2009年に発表。全13曲、50分を超える大作であり、このアルバムをきっかけに毛皮のマリーズは《ロックンロール・リバイバル》が叫ばれていた当時の日本インディー・シーンの最重要バンドへと変貌を遂げた。
全マリーズメイニア待望の『Gloomy』アナログ盤は1000枚限定プレスで、さらにsputniklab通販サイト初回特典としてリリース当時の貴重なフライヤーが先行予約300枚にのみ封入される。

 

以下は志磨遼平からのコメント。

ーーーーーーーーーー

毛皮のマリーズが生んだアルバムの中で(おそらく)最も複雑に愛された作品『Gloomy』が、いよいよアナログ盤となって復活です。

この作品が生まれた10年前の2009年は、ぼくらにとって激動の1年でした。小さなライブハウスには入りきらなくなったフアンと共に、大きな野外フェスやメディアに取り上げられるようになった一方で、ソングライターであるぼくの鬱病はますますひどくなり、新曲制作はおろかメンバーやスタッフとの交流すらままならないといった状況が一年ほど続いていました。

 

唯一の「命綱」だった音楽すら信じられなくなり、窮地に追い込まれたぼくが選んだ最後の手段は、音楽なんて大嫌いだ、ロックンロールなんて大嫌いだ、毛皮のマリーズなんて大嫌いだ、という憎しみを、また音楽へと還元することでした。

《Gloomy=暗い、陰鬱な》というタイトルの本作は、同じような気分を抱えた若者にとっての解毒剤のようなものになり得たのかもしれません。

この作品をすべての暗い若者と、かつてのぼくらに捧げます。

毛皮のマリーズ/ドレスコーズ 志磨遼平

sputniklab通販サイト(先着オリジナル特典有り)

  • 「ビューティフル/愛する or die												」

2018/12/5 (wed) release

シングル(7インチ レコード)

ビューティフル/愛する or die

    • ANALOG

    JRSP-007

    定価¥1,650(税抜定価¥1,500)

<収録曲>
【SIDE A】45rpm
01. ビューティフル

【SIDE B】33 1/3rpm
02. 愛する or die
03. 宗教

press release

今作は、一昨年の1st Album『戦争をしよう』、昨年の2nd Album『マイ・ネーム・イズ・ロマンス』今年4月リリースの『Faust E.P.』に続く《発売10周年記念アナログ盤》の第4弾。7インチ・シングルレコードのリリースは志磨遼平のキャリア史上初。ジャケットには特殊紙を使用し、60年代後期UK盤のディティールを再現したマニア垂涎の仕様となっている。

毛皮のマリーズはかつて志磨遼平(現ドレスコーズ)、越川和磨(現THE STARBEMS他)、栗本ヒロコ、富士山富士夫が在籍し、2011年9月の6th Album『THE END』の発表と共に前代未聞の解散劇で伝説と化した不世出のロックンロールバンド。
『ビューティフル/愛する or die』は両A面シングルとして2008年にリリース。“ビューティフル” はまぎれもなく毛皮のマリーズの代表曲であり、多くの若いアーティストが「人生を変えた1曲」に挙げるなど、現在も影響力を持つ名曲中の名曲。“愛する or die” は当時のライヴにおいて暴動寸前の盛り上がりを見せていた破壊力200%のキラーチューン。“宗教” は本作でしか聴けない(アルバム未収録)レアトラックであり、隠れた名曲。

全マリーズ・メイニアが待望した、日本のロック史に残る名シングルの7インチ盤は、限定プレスのため、貴重盤となること必至。さらに PCI MUSICオンラインショップ 初回特典としてバンドロゴの透明ステッカーが先行予約400枚にのみ封入される。

ーーーーー以下はドレスコーズ志磨遼平からのコメント。

「“ビューティフル” を書き上げた夜、一刻も早く誰かに知らせたくて、当時やっていたブログに歌詞をまるごと載せたことを覚えています。そうでもしないと興奮がおさまらなかった。そして当時契約したばかりだった事務所に「すぐにシングルで出してほしい」と頼み込みました。そんなことを自分から言い出したのは後にも先にもこの時だけです。これが代表曲になる、という確信があったのでしょう。ジャケットデザインは《作曲からわずか10日でリリースされた》というジョン・レノンの『Instant Karma!』にあやかりました。今回の7インチ盤はさらに “本物” らしい質感へとリデザインされています。この曲はぼくの、ぼくらの、人生をたしかに変えました。今でも必ず歌うレパートリーの数少ないひとつで、あの夜の予感通り、ぼくの代表曲となったようです。」

PCI MUSICオンラインショップ

  • 「Faust E.P.												」

2018/4/21 (sat) release

1st Mini Album(10インチ レコード)

Faust E.P.

    • ANALOG

    JRSP-006

    定価¥2,750(税抜定価¥2,500)

<収録曲>
【SIDE A】
01. おはようミカ
02. 人生
03. ハートブレイクマン

【SIDE B】
04. 非・生産的人間
05. ジャーニー
06. ライデイン(愛と笑いのロード)

press release

毛皮のマリーズの1stミニ・アルバム『Faust C.D.』発売10周年を記念した10インチ・アナログ盤が、タイトルを『Faust E.P.』と改め、1000枚限定プレスで志磨遼平(現ドレスコーズ)の主宰するイエス・レコーズからリリース!
今作『Faust E.P.』は、一昨年の1st Album『戦争をしよう』、昨年の2nd Album『マイ・ネーム・イズ・ロマンス』に続く《発売10周年記念アナログ盤》の第三弾。前二作のフル・アルバムが12インチ(LP盤)仕様であったのに対し、6曲入りのミニ・アルバムである今作は初の10インチ/クリア・ヴァイナル仕様となっている。
2008年にリリースされた『Faust C.D.』は、ドイツの文豪ゲーテの戯曲を連想させるタイトル通り、マリーズ史上最も「悪魔」的な作品であり、“ジャーニー”、“ハートブレイクマン”、“おはようミカ” といった人気の高いナンバーばかりが収録されている。
限定プレスのため、貴重盤となること必至の今作は、PCI MUSICオンラインショップ初回特典として2008年リリース時のフライヤーが先行予約400枚にのみ封入される。

ーーー以下はドレスコーズ志磨遼平からのコメント。

本作は10年前、『マイ・ネーム・イズ・ロマンス』とほぼ同時期に制作された6曲入りのミニ・アルバムです。当時のぼくらはメチャクチャなエピソードにだけは事欠かず、ライブ中にメンバー同士がケンカを始めるわ、ぼくは1曲歌って勝手に帰るわ(そのまま失踪)で、そんな悪態がまた噂を呼んでライブの集客だけがどんどん増えていく中、バンドはボロボロの壊滅寸前でした。もう解散だ、解散! とぼくが一方的に宣言し、決別のしるしとして “ジャーニー” を書いたところから始まった制作は、紆余曲折を経て異形のアルバム『Faust C.D.』として完成。『マイ・ネーム・イズ〜』を初期の代表作とするならば、バンド史上最も禍々しい《ダークサイド・オブ・マリーズ》が本作であります。

  • 「マイ・ネーム・イズ・ロマンス												」

2017/4/22 (sat) release

2nd Album(LPレコード)

マイ・ネーム・イズ・ロマンス

    • ANALOG

    JRSP-004

    定価¥3,520(税抜定価¥3,200)

<収録曲>
【SIDE A】
01. REBEL SONG
02. ACボーイ / DCガール
03. アンダー・マイ・ヘア
04. MAYBE
05. 犬ロック
06. ガンマン、生きて帰れ

【SIDE B】
07. センチメントがお好き?
08. Great Big Kiss(…and big Noize)
09. ベイビー・モートン
10. クライベイビー
11. シスターマン
12. (パンクロックによる)人類賛歌

press release

毛皮のマリーズが2007年に発表したインディーズ2nd Album「マイ・ネーム・イズ・ロマンス」の10周年記念アナログ盤が1000枚限定カラーヴァイナル仕様でリリース!

昨年4月、毛皮のマリーズのCDデビュー10周年を記念して1st Album「戦争をしよう」が志磨遼平(現ドレスコーズ)の主宰するJESUS RECORDSからアナログ盤でリリースされ、今作はその第2弾。カラーヴァイナル仕様で、初回特典として当時のフライヤーも限定封入される。

毛皮のマリーズはかつて志磨遼平(現ドレスコーズ)、越川和磨(現THE STARBEMS)、栗本ヒロコ、富士山富士夫が在籍し、2011年9月の6th Album「THE END」の発表と共に前代未聞の解散劇で伝説と化した不世出のロックンロールバンドである。今作においてマリーズは50年代アメリカン・ポップス〜R&Rに傾倒、それを1st Album「戦争をしよう」で確立した唯一無二の凶暴なサウンドに昇華することに成功。以後、解散時までライブにおける定番曲であり続けた “REBEL SONG”  “ACボーイ / DCガール” “犬ロック” “ガンマン、生きて帰れ” “クライベイビー” “シスターマン” 等を収録する不滅の名盤がこの「マイ・ネーム・イズ・ロマンス」であり、おそらくマリーズ・メイニアが最も支持するアルバムでもある。今作の発表により、「毛皮のマリーズ」の名は全国のインディー・ファンの間で知られるものとなった。いわばこの作品は、ロックンロールバンドとしての毛皮のマリーズの最盛期を記録したものと言える。
(セジン・クインシー)

ーーー以下はドレスコーズ志磨遼平からのコメント。

“ゴールディーズ(黄金時代)” と呼ばれた50’sアメリカン・グラフィティをテーマとしたこの作品は、そのまま毛皮のマリーズの黄金時代でもありました。当時メンバーと暮らしていた自宅での録音、ぼくと西くん(越川和磨)による初の共作、とてもここには書けないようなツアー中の出来事。どれも鮮やかに思い出すことができます。こりゃひどい、今夜もサイテーだ、と大笑いしながらステージを闊歩していたぼくらの青春のグラフィティを、このたびレコードに復刻しました。

限定プレスのためレア盤化必至の今作は、PCI MUSICオンラインショップ初回特典として2007年リリース時のフライヤーも先行予約400枚にのみ封入される。マリーズ・メイニアは早めの予約で確実に手に入れよう。

PCI MUSIC オンラインショップ

  • 「戦争をしよう												」

2016/4/27 (wed) release

1st Album(LPレコード)

戦争をしよう

    • ANALOG

    JRSP-003

    定価¥3,520(税抜定価¥3,200)

<収録曲>
【SIDE A】
01. LOVEDOGS
02. BORN TO MEET YOU
03. ロマンチック
04. 或るGIRLの死
05. (MY JOHNNY) SUE
06. YOUNG LOSER

【SIDE B】
07. 非・生産的人間
08. ジャーニー
09. ライデイン(愛と笑いのロード)
10. 世界のトップ
11. VELVET GOLD MAY
12. BOYS

press release

2006年に発表したインディーズ1st Album「戦争をしよう」のアナログ盤が1000枚限定プレスで4/27(水)にリリース!

これはかつて志磨遼平(現ドレスコーズ)、越川和磨(現THE STARBEMS)、栗本ヒロコ、富士山富士夫が在籍し、2011年9月の 6th Album「THE END」の発表と共に前代未聞の解散劇で伝説と化した不世出のロックンロールバンド、毛皮のマリーズのCDデビュー10周年を記念してのもので、バンドにとって初の、そしてファンにとっては待望のアナログ盤リリースとなる。その破壊的なライヴパフォーマンスから“東京のストゥージズ”の異名で日本のロックシーンに衝撃を与えた4人のアンファンテリブルがデビューする瞬間を奇跡的に封じ込めた傑作であり、毛皮のマリーズの作品の中でも最もパンク/グラムロック色の強い作品としてマニアの間でも人気のこのアルバムは、まさにストゥージズを超える破壊力の “LOVEDOGS” に始まり、デヴィッド・ボウイさながらの珠玉のグラムバラードであり日本武道館での解散ライブでもアンコールに披露された “YOUNG LOSER” 、初期マリーズのライブではファンが大合唱していたアンセム “BOYS” 等、時代を越えて今なお輝きを放つ12曲が収録されている。

以下はドレスコーズ志磨遼平からのコメント。

「〈世界よ、僕を認めろ! さもなきゃ くたばっちまえ!〉これはCD盤の帯に当時24歳のぼくが書いたコピーです。まったくその通りだと10年たった今も思うし、すべての若者は10年たった今もまたその戦いを挑み、そして敗れる。だからこそロックンロールは不朽なのです。いつだって正しい、いつだって美しい。まちがっているのは世界の方なのだ。このささやかな反抗の音楽をLPレコードにして残したく、ぼくらの自主レーベルだった“JESUS RECORDS”(と書いてイエス・レコーズ、と読む)をこの度再始動させました。どうかリリースを楽しみにしていただけますよう!」

なお、今作は限定プレスのためレア盤化必至のアイテムであり、初回特典としてタワーレコードでは2009年当時タワーレコード全店で毎月配布されていた毛皮のマリーズとタワーレコードによるフリーペーパー「毛タワのマレコZ」全12号の復刻版セットが抽選で30名に当たる応募抽選ハガキ、PCI MUSICオンライン・ショップでは特製ステッカーが付く。マリーズ・メイニアは急いで予約してほしい。

PCI MUSIC WEB

  • 「Gloomy												」

2009/4/8 (wed) release

3rd Album

Gloomy

    • CD

    JRSP-002

    定価¥2,420(税抜定価¥2,200)

<収録曲>
01. チャーチにて
02. 人間不信
03. 愛する or die(Raw Ver.)
04. Honey Apple
05. ザ・フール
06. 人生II
07. God Only Heavy Metal
08. 超観念生命体私
09. 小鳥と私
10. 恋をこえろ
※日本テレビ「潮留☆イベント部」4月 パワープレイ※テレビ埼玉「THE BEAT TIME」4月度エンディングテーマ※MUSIC JAPAN TV「BREAK TV」4月度エンディングテーマ11. 平和
12. The Heart Of Dixie
13. 悪魔も憐れむ歌

press release

「2008年のリンダリンダだ」と某ブログで絶賛されたシングル「ビューティフル / 愛する or die」の衝撃から4ヶ月、毛皮のマリーズの3枚目のフル・アルバムの登場。「破壊と狂乱のガレージ・バンド」という従来の形容を大きく覆す問題作にして衝撃の全13曲。ロック黄金期の高揚感、時代を変革するエネルギー、そしてピュアかつ崇高なメッセージ性を毛皮のマリーズは2009年という時代に叩きつける。ある種哲学的な歌詞の世界観がぬるま湯に使った音楽シーンに楔を打つ!2009年が毛皮のマリーズの時代の始まりであることを告げる歴史的名盤。
フル・アルバムとしては07年12月リリースの「マイ・ネーム・イズ・ロマンス」以来の作品となりますが、08年5月にミニアルバム「Faust C.D.」、そして記憶に新しいNEWシングル「ビューティフル / 愛する or die」を08年12月にリリースする等、精力的なリリースを続ける毛皮のマリーズの待望のフル・アルバム。オリコン総合チャート初登場72位にランクされたシングル「ビューティフル」(今作には未収録)で剥き出しのメッセージを披露して"新生・毛皮のマリーズ"のイメージをリスナーに強烈に印象付けたマリーズですが、その予告(?)通り、凄まじい進化を遂げた毛皮のマリーズがこのアルバムで見事に表現されている。良い意味での過激さは保ちつつ、メロディアスな楽曲や、ビートルズへのオマージュ的な要素も随所に散りばめられ、繊細かつ大胆なアレンジメントで"皆が聴きやすい毛皮のマリーズ"というある種倒錯した現象を起こしている。それでいながら歌詞は鋭く、ピュアで、かつ哲学的でリスナーの胸元をエグるような凄まじさ、というある種ロックの理想のような構築を成している。
M-1「チャーチにて」の孤独な独白、M-2「人間不信」のエキセントリックなアジテーション、M-6「人生II」の青春の挫折と怒り、M-10「恋をこえろ」の過剰すぎる叫び、M-13「悪魔も憐れむ歌」のロックンロール決別宣言的な意味深なメッセージ、ロックが単なる大衆音楽を超えた、「何か」であることを確実に提示している。黄金期の洋楽ロックアーティストのように、アルバム毎に新たな音楽性と価値観を提示する毛皮のマリーズというバンドが日本に存在していることの意義が、このアルバムによって明らかになった。
かつてデビッドボウイの宣伝文句で「時代がボウイに追いついた」というキャッチコピーがあったが、文字通り「時代がマリーズに追いつく」日は近い。

毛皮のマリーズ
2006, 9/20
1stアルバム「戦争をしよう」をリリース。70’sパンク、グラムロック等を過剰にデフォルメしたサウンドと破壊と狂乱のライヴ・パフォーマンスでアンダーグラウンドシーンで一躍注目を浴び、全国各地に中毒患者を一気に増殖させる。
2007,12/5
2ndアルバム「マイ・ネーム・イズ・ロマンス」をリリース。おとぎ話のVo有馬氏、ソウルフラワーユニオンの奥野氏等がゲスト参加したこの作品は、アメリカの古き良き黄金時代をモチーフとしたコンセプトによる作品で、マリーズの音楽性の奥深さも表現された作品として1st以上の反響を呼び、リリース後行われた新宿レッドクロスでのワンマンLIVEは見事SOLD OUTとなる。2008年にはTHE BAWDIESとのスプリットTOURやミドリとの共演などで全国各地でSOLD OUTを連発する。収録曲「REBEL SONG」「犬ロック」「ガンマン、生きて帰れ」等は現在でもライヴの定番ソングとして圧倒的な盛り上がりをみせている。
2008, 5/14
前作から5ヶ月というスピードでミニアルバム「Faust C.D.」をリリース。2ndアルバムの煌びやかさとは相反するバイオレンス度500%の戦慄の怪作。ドイツの文豪ゲーテの戯曲「Faust」にインスパイアされたタイトルのように悪魔に魂を売り渡したかのごときサウンドは毛皮のマリーズの衝撃のライヴ・パフォーマンスの狂気を音源にも封じ込めた凄まじさ。レコ発ライヴは東京下北沢SHELTER、大阪、難波ロックライダーともにワンマンLIVE完全SOLD OUT。「AOMORI ROCK FES 08」「ロッケンローサミット(渋谷AX)」「MINAMI WHEEL 08」などにも出演し、観客の度肝を抜く。
2008,12/3
前作から7ヶ月、またも息をつく暇もなく3曲入り両A面シングル「ビューティフル / 愛する or die」をリリース。新生・毛皮のマリーズとして悪魔的なベールを破って剥き出しのメッセージを叩きつけたこのシングルはオリコン総合チャートでも初登場72位を記録。タワーレコードに限るなら邦楽チャートで16位も記録。
いよいよインディーズの枠を超えてきた勢いで12/11にはZEPP大阪であのニューヨークドールズと日米夢の共演を果たし、さらに12/31には大型ロックフェス「COUNTDOWN JAPAN 08/09」に出演。2009年1/17の下北沢SHELTERワンマンLIVEは即日SOLD OUT!大阪、名古屋ワンマンもSOLD OUTとなり、その勢いは暴走機関車のように加速し続けている。
3/25発売のSEX PISTOLSのトリビュート盤「P・T・A!~Pistols Tribute Anthem~」(曽我部恵一、te’、ガガガSP、JESSE(RIZE)、Dr Kyon&BRACK BOTTOM BRASS BAND featuring 甲本ヒロト等参加) にも参加。

「志磨遼平による全曲解説、その前に。」

この度、我々の3枚目となるフル・アルバムが完成致しました。

まずは曲目の解説の前に、アルバム制作に至るまでの経緯と当時の我々の活動状況についてカンタンにお話させて頂きたい。そこらへんに興味のない方、多忙な中この文書に目を通して下さっている関係者様各位は飛ばして頂いて結構であります。

このアルバムは怒りのアルバムであります。憎悪のアルバムであります。
輝く青春、無垢な未来をあきらめた、音楽に裏切られた人間の音楽に対する音楽の復讐であります。

我々はロックンロールさえあれば幸せでした。ロックンロールに全てを捧げてきました。困った事があればロックンロールさんが助けてくれると、そう聞いていました。
正義の味方、ロックンロール!
みんなのヒーロー、ロックンロール!
ロックンロールに敬礼を!ハイル・ロックンロール!

しかし、一昨年私が生まれて初めての挫折を味わった時、肝心のロックンロールは何の役にも立ちませんでした。「そんなバカな」と後ろを振り返った私の目に映ったのは、ただ立ち尽くす完全に沈黙したデッカイだけのロボットのようなモノでした。そしてそれこそ、今まで世界の仕組みの全てを知ったような顔をして、私に講釈を垂れてきたロックンロール、その真の姿でした。

私が想像しうる何よりも、世界はもっと無秩序でした野蛮でした不潔でした醜悪でした。
そしてロックンロールはそれにとてもピッタリくるBGMだったのです。

レ・ミゼラブル、私はただただ無力でした。
「ロックンロールに全てを捧げてきたよ。」と嘯く私は、世界に対し何の免疫も持たない温室育ちの甘ちゃんでした。バカでした。糞でした糞ガキでしたピーターパン・シンドロームの厨二病でしたでしたでしたとくり返すしか能の無い文盲め!もはや私は私が最も嫌う人間そのものでした。そしてこのパーチクリンな脳みそを“自殺”の二文字がよぎる日が来るなんて、まさか想像すらしていなかったコトでしたでした。

私はまさかギターなど持てず音楽も聴けず、周りの人間はメンバーですら信じられなくなっていました。まるで生きる屍の私は、ただただ毎日を安い喫茶店でやり過ごし、そのまま世間ではもう11ヶ月ほど過ぎていました。口から胸が飛び出るような焦燥感、つまりブルーズのようなモノ、はその11ヶ月の間に日に日に大きくなって、その頃にはもはや私を押し潰さんばかりでした。「どげんかせんといかん」とこの焦燥感/苛立ち/レ・ミゼラブルを紙にしたためても、それは私が感じている重量感にはこれっぽっちも足らず、「どん底」というのは思っていたよりも絵にならぬモノでした。

そしてこんな屍がほぼ一年悩みぬいて唯一見出した光、かつての生気を取り戻す唯一の方法、それは結局またロックンロールだったのであります(文字にすると軽薄だが本人からすればそれは吐き気をもよおすような発見でした)。
ロックンロールを暴くのはやはり、私がかつて“ロックンロール”と呼んだ精神なのでした。

私は怒りと憎悪を持ってスタジオに向かいました。実に8ヶ月ぶりのスタジオ作業でした。
そこで私は一気に“ビューティフル”、“愛する or die”、“宗教”の3曲を書き上げました。“宗教”などは書き上げたその日のうちの録音でした。(この3曲は先行シングルとして発売されています。)
まるで私の心体は憑き物が落ちたように軽く、もう一度音楽を産むコトが出来た安堵と喜びで打ち震えていました。

間髪あけず私は、残った全てを吐き出すためスタジオに篭ります。
腐った私にもう一度音楽への情熱を取り戻させたのは、かつて私に初めて音楽の素晴らしさを教えたザ・ビートルズの音楽でした。いや、正確にいえば「憧れのビートルズになりきる」ことが私のリハビリテーションのようなモノだったのだと思われます。
この頃の私の部屋はビートルズの研究本で溢れ返っていました。

『ラバーソウル』や『リボルバー』をわずか数週間で作り上げたビートルズよろしく、このアルバムの曲は全て1ヶ月内に作られています。もちろん詞・曲からアレンジ、録音に至るまで全てです。一年分溜まった膿のような憎悪のみで、私は昼夜問わず作曲と録音に没頭しました。疲れやストレスすら「これこそ多忙だった頃のビートルズと同じ気分だ」と思い心地よいものでした。機材やアレンジ、録音法からレコーディング期間中のお洒落に至るまで、このアルバムはビートルズや60年代音楽の手法・精神を踏襲しています。もちろんヒゲは伸ばしています。

ソウル・フラワー・ユニオンの奥野真哉さん(key)の協力で、今回我々は4人の力以上に際限なく自由に作曲できたコトも特色の一つであります。ジェフ・エメリックばりの斬新且つ的確なミックスは1stからずっと我々のエンジニアを務めて頂いている奇才・DEWマキノさんです。このお二方の助力無くして今回のアルバムの完成はありませんでした。
この場を借りて最大級の感謝と敬意を。

かくして出来上がった我々のサード・アルバムは、『Gloomy』と名付けました。
「暗い、陰気な、ふさいだ、元気のない」という、私の1年を見事に言い表した英単語を冠した13の楽曲をどうぞお聴き下さい。

どうか我々の未来がこれ以上の落胆と挫折無く、幸多からんことを。
毛皮のマリーズ 志磨遼平

  • 「ビューティフル / 愛する or die												」

2008/12/3 (wed) release

両A面シングル

ビューティフル / 愛する or die

    • CD

    JRSP-001

    定価¥524(税抜定価¥476)

<収録曲>
01. ビューティフル
※関西テレビ「ミュージャック」エンディングテーマ02. 愛する or die
03. 宗教

press release

今や若手ロックBANDの救世主、というポジションまで上り詰めた感のある毛皮のマリーズが大ヒットを続けるミニアルバム「Faust C.D.」から何と約半年というスピードで3曲入りNEWシングルをリリース!
前作のバイオレンス度500%の危険な匂いから一転して喜怒哀楽が剥き出しとなった「毛皮のマリーズ流ど真ん中ロック」の登場。マリーズ流青春ロック「ビューティフル」と破壊とユーモアの奇跡のコラボソング「愛する or die」という両A面シングルにプラスしてカップリング曲はある種「ジョンの魂」をも連想させる「宗教」という豪華3曲。悪魔と契約した"Faust"から脱皮して、ロックの救世主として生まれ変わった新生、毛皮のマリーズの第1歩となるマニフェスト的シングル。
毛皮のマリーズ、オリジナルレーベル「JESUS RECORDS(イエス レコード)」第1弾。

最後は必ず正義が勝つ!

毛皮のマリーズ

前作「Faust C.D.」がオリコンデイリーチャート(総合チャート)08’5/13付で51位にランクされる等、いよいよインディーズシーンの枠を飛び越えてきた毛皮のマリーズ。発売記念のワンマンLIVEは東京、下北沢SHELTER、大阪、難波ロックライダーは完全SOLD OUT!全国各地で軒並みSOLD OUTを記録し、「AOMORI ROCK FES 2008」や「ロッケンローサミット」等BIGイベントに精力的に出演し、驚愕のライヴ・パフォーマンスで観客の心を鷲掴みにして「マリーズ中毒患者」を増殖させまくる中での緊急リリース!いよいよ本格的なロックBANDとしての毛皮のマリーズの全貌が明らかになり始めた両A面シングルです!悪魔的なベールに包まれていた従来のマリーズが殻を破って剥き出しのメッセージを叩きつけます。今作から毛皮のマリーズのレーベル、その名も大胆にも「JESUS RECORDS(イエス レコード)」というネーミングのレーベル名義に変えてリリースとなります。正にある種の決意表明、革命を起こす準備が出来たことを意味しています。この両A面シングルの意味はあまりにも重く、力強いのです。しかも驚愕の3曲¥500という価格!原油価格高騰がもたらした出口の見えないインフレ・スパイラルへのアンチテーゼとも言うべき力強さ!2009年は毛皮のマリーズが世界を救う記念すべき第一歩を踏む年になることは間違いない。

  • 「Faust C.D.												」

2008/5/14 (wed) release

1st Mini Album

Faust C.D.

    • CD

    DKRC-0060

    定価¥1,760(税抜定価¥1,600)

<収録曲>
01. おはようミカ
02. 人生
03. ハートブレイクマン
04. 非・生産的人間
05. ジャーニー
06. ライデイン(愛と笑いのロード)

press release

大ヒット中の2ndアルバム「マイ・ネーム・イズ・ロマンス」発売から約5ヶ月というスピードで毛皮のマリーズの新譜が早くもリリース!ドイツの文豪ゲーテの戯曲を連想させるタイトル通り、悪魔と契約を交わしたかのような戦慄のナンバーが狂い咲く狂気のミニ・アルバム!全国各地でSOLD OUTを続ける衝撃のライヴ・パフォーマンスと同様、音源においても毛皮のマリーズのもつ異形の才能が花開いた金字塔的傑作!
昨年2007年12月に、各方面からの絶賛と注目を浴びた2ndアルバム「マイ・ネーム・イズ・ロマンス」を発表し、その発売記念となったワンマンGIGも、ソールドアウトの満員御礼で観客を熱狂&発狂の渦に巻き込んだ、グレイト・ロックンロール・スウィンドルズ「毛皮のマリーズ」。クオリティーの高い楽曲を、天才的かつ恐るべき生産能力で生み出し、早くも新作が登場!2ndアルバムと同時進行で製作されながら、比較するならばその内容は、天使と悪魔、光と影、とも言える。しかし、毛皮のマリーズにこびりついた一部でもあり、疑うことなくロックンロール・ミュージックの魅力のひとつでもある、「奇形で危ない香り」が匂いたつこの作品、その名も「Faust C.D.」。悪魔に魂を売り渡したかのようなロック・ナンバーがオープニングを飾り、デトロイトmeetsシューゲイザーなノイズの洪水がたたみかけた後、切なく繊細なミディアム・フォークロックが囁きかける。そして、息もつかせぬ完全に気のふれたようなカオティック・ハードコア・チューンの洗礼!放心状態のまま壮大なスケールの美しいロック・バラッドが鳴り響き、最後には軽快にドライヴィンするロックンロール・ナンバーで夜をぶっとばす!全6曲19分11秒、悪魔のロックンロール・パラノイヤ。日々更新されるロック発想。
毛皮のマリーズの底はまだまだ見えやしない。

毛皮のマリーズ

志磨(Vo.)、越川(Gu.)、栗本(Ba.)と前任のドラマーにより2003年東京で結成。同年8月に関西ツアーを敢行、ツアー限定の自主制作盤(6曲収録)は200枚を完売。ツアー後、前任のドラマーの失踪により結成半年にしてライヴ活動の休止を余儀なくされる。
2005年、バンド経験・楽器経験のない富士山富士夫(Dr.)の加入により、バンドは前代未聞の破壊的なグルーヴを手にして、都内のライブハウスを中心に活動を再開。様々なイベントに出演するだけでなく、完全自主制作によるアルバム『毛皮のマリーズ』(CD-R、8曲収録)を完成させ、同年9月、二度目となる関西ツアーを敢行。そのツアーは各方面で話題を呼ぶ。
2006年9月20日
1stアルバム『戦争をしよう』をリリース、それに伴い初の全国ツアーを敢行。リリース直前の8月31日、東高円寺U.F.O.CLUBにて行った初の自主企画『毛皮のマリーズのベートーヴェン宣言』 (ゲスト:キングブラザーズ)では130枚の前売りチケットが即完売、当日は入りきれない客が当日券を求めて列ができる事態となる。そして、リリース以降、怒濤のライブスケジュールでライブバンドとしての不動の地位を確立。
2007年夏には青森の大型ロックフェスティバル「夏の魔物」にも急遽出演。その他ザ50回転ズとの共演や、おとぎ話とのカップリングTOUR等で全国各地で衝撃のライヴ・パフォーマンスを繰り広げ、各地で話題沸騰となる。「マリーズと対バンやりたい」という大物バンドからのオファーも続出。
2007年12月5日
2ndアルバム「マイ・ネーム・イズ・ロマンス」をリリース。盟友、おとぎ話のVo,有馬氏、ソウルフラワーユニオンの奥野氏等がゲスト参加したこの作品は、アメリカの古き良き黄金時代をモチーフにしたコンセプト的要素もある毛皮のマリーズの音楽性の奥深さも表現された作品となり、1st以上の反響を呼び、各媒体での圧倒的な評価&好セールスを記録中。発売後、新宿レッドクロスで行われたワンマンLIVEはSOLD OUTとなり、以後、各地方でのTOURも軒並みSOLD OUT状態継続中。

〈志磨遼平による ミニ・アルバム『Faust C.D.』全曲解説〉

まず、このアルバム骨組みが録音されたのは、2nd『マイ・ネーム・イズ・ロマンス』を録った数日後でした。つまり、2ndのレコーディング中に、もうこの曲達は生まれていたのです。
そして、録音のスケジュールに間に合わすため私は、三日三晩 ほとんど寝ずにアレンジ/歌詞等を完成させました。そうです、このミニアルバムは当初の予定では、2ndとほぼ同時発売を考えていたのです。つまりこのミニアルバムは2ndと対を成す作品であり、あっちが黄金のLOVEやライフを歌っているとすればこちらはその裏側の、悪魔的な感情がRECされておるワケです(なので前回のような豪華ゲスト陣も招かず、我々4人だけのシンプルな音しかこのアルバムには入っていない)去年の6~8月そう 私は「もう解散だ」とか「毛皮のマリーズなんかクソだ」などとわめき散らしていた時期です。その頃制作された楽曲、といえばまぁ、おのずと想像もつきましょう。本当のコトを言うと私はあの当時、メンバーに「次のセカンドが僕らのラスト・アルバムだ」と言っていました。惰性で続くモノほど私が忌み嫌っているモノはない。デビュー・アルバムとラスト・アルバムしか出さなかったバンド、あぁ お似合いだ、と思っていた。きっと、美しいアルバムになるだろう、と思っていた。そして、ここに収録されるコトとなったこの曲達は、越川クンや栗本、富士山さんではない別の人とプレイするんだろう、と思っていた。”ジャーニー” という曲の中で私はこう歌っている。

「さらば友よ 俺一人立ち向かう世界はスーパーNEW」

今、その歌をつつみこむ演奏はまぎれもなく越川クンのギターと栗本のベース、富士山さんのドラムだ。私は仮ミックス状態の”ジャーニー”を聴いて泣いてしまった。申し訳ない、とかの類いの後悔の涙ではないよ。よくぞ乗り越えたな俺達、という感動の涙だよ。

では1曲目から「おはようミカ」
これは我々にありそうでなかった、マイナー調のロックンロールの爆発です。村八分や”悪魔を憐れむ歌”の頃のストーンズのような、ブードゥーなロックンロール。賢明なフアンの方々は気付いておられるだろうが、私はその唱法においてチャー坊から多大な影響をうけている。この曲における中間部の猫撫で声なんかは、まさにそのままであります。ちろちろ燃え上がる炎を、モノクロで観るような感触。とでもいうような、黒く燃える決意表明の歌です。ちなみにイントロのアコースティック・ギターは私がいつも作曲用に使っている、10年モノのカセットテープレコーダーで録りました。

2曲目は「人生」
この曲は1stが出てすぐくらいの頃からあった曲。ライブでも何度もやっているので、ご存知の方も多いと思います。2ndには色が違うため、入れれなかったので、ついにこのアルバムで日の目を見る事となりました。ストゥージーズをさらにアンプリファイアしたような、わずか2分間のすさまじいノイズ・ミュージック1コードで延々と続くミニマル・ロックンロールで、まぁ”アンプリファイヤー” の続編のような曲です。ライブのオープニングにはピッタリのナンバー。ギターが6本重ねてありまして、少しずつ音像をズラし、全定位に敷き詰めノイズ版『ウォール・オブ・サウンド』を作り上げることに成功しました。まさにノイズの壁のよう。

3曲目は、ガラッと変わってバーズ調のミディアムナンバー「ハートブレイクマン」です。
なんともメロディとバッキングのもつれながら展開するコードが美しい曲。
や マジ こういうの作らせたら天才だわ 僕。また女の人になって歌ってみました。シャンソンとかポール・モーリアのイメージであります。あっ ちあきなおみの “喝采” とかも入ってます。冬の歌ですね。そしてはじめての失恋ソング。いやー 歌うのムズかしかったわ。

4曲目…きました、毛皮ズ初のハードコアパンク(!)「非・生産的人間」なんとブラストビートです。ディスチャージとかフリクションとか、あとブラックフラッグとかの 80’s USハードコアに感化されております。去年の夏前って、オールディーズ聴きながらなぜかハードコアも同時に聴きまくってました。その影響で出来た曲。歌詞がヤバいのでおそらく掲載できません。この曲をうちのボスに聴かせる時、「たぶんボツにされるンだろなー」とあきらめていたら、爆笑して「カッコいいーー!!!!」って言われました。メイン・ボーカル(いや、『THROAT』もしくは『VOX』と表記すべきか)を私と富士山さん、あいのてを越川クンが担当。ここらへんはあきらかにマキシマム・ザ・ホルモンの影響。

そして「ジャーニー」
越川クンにはこの当時本当にキツくあたりました。「ギターを弾くな」とか「もう、違うバンドやれ」とか「お前がいるなら、僕が毛皮ズを抜ける」とか。そんなある日夕方、だったなアレは。僕のとこに革ジャンにでっかいリュック、リュックからは裸のギターがニョキッっと突き出しているという異様な出で立ちで越川クンが現れ、「どこいくの?」と聞いたら「自分探し。」とスィーツ(笑)な返答をされ、それがちょうどこの歌詞を書き終えた瞬間だったので「ねーねー 『旅』って英語でなんつーの」と聞いたトコロ、「ジャーニー。」と答えたので、それをタイトルにしました。極限まで シンプルな、ただただリズムを刻むだけのアレンジ。しかしこの4人だからこそ可能なアレンジであります(だってもともとこの曲は “晩年”ってタイトルの、別の歌詞のフォークソングになる予定だったんだもの)

そして最後は我々の十八番『ゴキゲンなロックンロール』、てヤツです。
「ライデイン(愛と笑いのロード)」
フェイセス風のロックンロール。超ロン・ウッドなスライド・ギターは、な・なんと私!いい仕事しました。雷がゴロゴロ鳴ってた日に、家で越川クンとアタマのリフを作ったので、ちゃんと イントロに雷入れました。このアルバムでは唯一の、ノロイ・トラックスのペンによるナンバー。アウトロに越川クンのブルースハープが入っているのですが、暴走族の直管コールにしか聞こえません。まぁ ジャケットのイメージに合うっちゃあ合う。歌詞はツアー中にツアーの曲のつもりで書きました。

まさしくミニアルバムでしかありえない節操のなさ。富士山富士夫をして「これ作った人、フツーに精神分裂症やね。」と言わしめた悪魔のミニ・アルバム。その名も『Faust C.D.』

  • 「マイ・ネーム・イズ・ロマンス												」

2007/12/5 (wed) release

2nd Album

マイ・ネーム・イズ・ロマンス

    • CD

    DKRC-0059

    定価¥2,420(税抜定価¥2,200)

<収録曲>
01. REBEL SONG
02. ACボーイ/DCガール
03. アンダー・マイ・ヘア
04. MAYBE
05. 犬ロック
06. ガンマン、生きて帰れ
07. センチメントがお好き?
08. Great Big Kiss(…and big Noize)
09. ベイビー・モートン
10. クライベイビー
11. シスターマン
12.(パンクロックによる)人類賛

press release

2006年9月20日ファーストアルバム「戦争をしよう」で衝撃のデビューを果たした「毛皮のマリーズ」!おとぎ話とのスプリットTOURやTHE 50回転ズとの共演などで全国各地に衝撃のライヴ・パフォーマンスを繰り広げ、満を持しての2ndアルバム発売!

毛皮のマリーズ

ロックンロールの歴史を解体&再生させた上に、エクスプロージョンさせるそのセンス!独自の語感を持ちロマンチックで衝撃的な言葉!ロックをやる以外社会に適応できないであろうルックス!ファースト・アルバム発表後は、破滅的で破壊的でありながらスウィートで愛に満ちたGIGを繰り返し、ロック思春期の10代から、とにかくロックをDIGしまくってきたロック・マニアたちまで絶賛を受け、一気に動員を伸ばす。
ROLLY氏、(ファーストアルバムを耳にしたROLLY氏から、「今、日本で一番好きなロックンロール・グループ!」とのメールが届く)増子氏(怒髪天)、うつみようこ氏、調先人氏(ex THE HIGH-LOWS)、THE 50回転ズ、等”マリーズ新派”は増える一方である。
今年8月、青森で行われたAOMORI ROCK FESTIVAL,07では、ギターウルフ、曽我部恵一バンド、少年ナイフ、フラワーカンパニーズ、向井秀徳、スネイルランプ、等とも共演を果たす。1stアルバムは、ほぼノンプロモーションながら全国各地での衝撃的なライヴ・パフォーマンス&口コミによってバックオーダーが全く止まらない状況の中、待望の2ndアルバムが発売する。今作は盟友とも言うべき、話題騒然の【おとぎ話】の有馬氏をはじめ、【ソウル・フラワー・ユニオン】の奥野真也氏【うつみようこ&YOKOLOCO BAND等】うつみようこ氏が参加。破壊とユーモアという相反する要素を同居させる新世代PUNK ROCKの名盤!毛皮のマリーズの伝説がいま、幕を開ける!!

 

〈コメント〉

 

涙が出る。
潔さに涙が出る。
愛の欲しさに涙が出る。
余裕の無さに涙が出る。
喧嘩の弱さに涙が出る。
カッコいい唾の吐き方を覚えたから涙が出る。
好きだって言ったら壊れそうで涙が出る。
小さな自分の大きな野望に涙が出る。
ロックンロールの神様が笑うから涙が出る。
死にたくないから涙が出る。
「ここ」には全てがある。
だから僕はそれを「ロックンロール」と呼ぶ。
ならば叫べと「ライバル」は言う。
涙が出る。
だから僕は涙が出る。
「毛皮のマリーズ」のせいで涙が出る。
ばーか。
大好きだよ。
有馬和樹(おとぎ話)

ウガガガガ!!すさまじいぜこりゃ!!
鼻からウンコがとまんねぇよ!!マリーズ!
どこを聴いてみても純トロのR&Rがギッシリじゃねぇか!
先人達が築いてきたロックンロールエッセンスたっぷりのこのカクテル!
隠し味は甘酸っぱい青春風味だな!!
これで今夜はベロベロに酔っぱらっていいだろー!?
ダニー(THE50回転ズ)

偶然 毛皮のマリーズに出くわす。
気がつきゃ やつらのロック魂に誘惑され、ギターを貸したり、コーラスいれたりしてしまう。
そしてやつらはやつららしい、隅々までギッシリとロックがつまったアルバムを生む。
少しノスタルジック、随分前向き。
男子はいつまでも「青春」が好きなんだな。
女子はロックに携わるとやっぱり「強いな」。
HEY HO ROCK’N’ROLL!!
うつみようこ(ミュージシャン)

去勢されちまった昨今のロックンロールもどきどもに、本物だけが持つ「いかがわしさ」をぶっすり注射してやれ!
怒髪天 増子直純
(by the Courtesy of Imperial Records/TEICHIKU ENTERTAINMENT,INC)

2007年マリーズロックンロール!
おもいっきりでかい音で世界を真っ黒に塗り潰せ!!
最高のロックンロールがブチコマレタ
最狂のロックンロールアルバムやね
このワルガキどもがぁ!? 十年待ったぜバカヤロー!!!
素肌に毛皮でライブへGo
ロックンロールは終らない!!!!
Love アルバム おめでとう
西宮より 愛を込めて
マーヤ(KING BROTHERS)

若いのくせして嫉妬するほどセクシーでビカビカなロックンロールを演っているバンド
『毛皮のマリーズ』、
待っていたぜオマエ達のような奴らをね、
ヘドをぶちまけそうな嘘ロッカー達を一人残らず焼き殺しに行こうぜ
悪魔のミュージック・キングブラザーズ代表/松尾ケイゾウ

冬の季節に毛皮も要らない厚いロック肌。
地元同じの故郷連合後輩共。
さらにツヤツヤしたアルバムになってるやんけ!!
Mr.Pan(THE NEATBEATS)

意味は無意味に 無意味は意味に変えちまうのがロックンロールマジック
毛皮のマリーズはそのマジックを使いやがる数少ない「ロックンロールバンド」だ。
イカしてんなぁ!
コヤマシュウ(SCOOBIE DO)

はじめて「毛皮のマリーズ」を見たとき、笑いが止まらなかった。
こーゆーBANDが売れれば日本の未来は明るくなるのになぁ~
みんな!買いなさい!!
大島賢治(SELKIE、ex ↑THE HIGH-LOWS↓)

気がつきゃ 僕のベースアンプがいつの間にか毛皮のマリーズのレコーディングに貸し出されていた(笑)出来上がったCDを聴いたら…ベースアンプを貸して良かったぁと思わせる素敵で無敵なロックンロールがギッシリ詰まっていた!
調先人(SELKIE、ex ↑THE HIGH-LOWS↓)

一年前に1STアルバムを聞いて以来病み付きになった毛皮のマリーズ!
もう最高にやられてしまった!
今でもドライブ中には何度もヤングルーザーを一緒に唄っているぜ!!!!!
そして待望の2NDには更にゴキゲンなアルバムさ!
悔しいほどに奴らは僕を夢中にする術を知っている!
またしても裸で走り回りながら聞きまくってしまったよ!!!!
ROLLY

  • 「戦争をしよう												」

2006/9/20 (wed) release

1st Album

戦争をしよう

    • CD

    DKRC-0055

    定価¥2,420(税抜定価¥2,200)

<収録曲>
01. LOVEDOGS
02. BORN TO MEET YOU
03. ロマンチック
04. 或るGIRLの死
05. JHONNY SUE
06. YOUNG LOOSER
07. アンプリファイヤー
08. FUJIYAMA-FLASH
09. ロリポップ
10. 世界のトップで
11. VELVET GOLD MAY
12. BOYS

press release

毛皮のマリーズ

ティーンネイジ・イマジネーションを、独自の表現で表した衝撃的な日本語詞と、自分たちのルーツ(ストゥージズ、ニューヨークドールズ、Tレックス他、PUNK ROCKを含む70年代のロック・グループ)を過剰にデフォルメしたサウンドは、ロックンロール・ネクスト・ジェネレーション!そのステージを目撃した観客による口コミで、現在地下ロックンロール・シーンでは話題騒然!ロック・スターとロック・キッズが同居したような、過激でHAPPYな奇跡のライブ・ショウは必見!

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